Haswell Refresh版Celeron「G1840」とASRock「Fatal1ty Z87 Killer」でバラックPCを構築してみた。
- 2014/10/19
- 00:54
さらば、LGA775!
ってことで、下図でLinuxMintになっているバラックPCをリプレースします。
Q9650とASUS MAXIMUS II FORMULA を使用していましたが、
やはりチップの古さが目立つので交換することにしました。

*~* 追加購入した部品 *~*
・CPU
Intel Celeron G1840
中古 3,500円
なんでもよかったです。
以前、Haswell版のIntel Celeron G1820T
を購入したのでHaswell Refresh版を買ってみました。

・MB
ASRock Fatal1ty Z87 Killer
新品 7,980円
BIOSアップ済みで処分セールでした。

・メモリー
Sanmax ELPIDA
4GB 中古3,000円 x 3枚
シール記載はSMD-4G68NG-13H、チップはCHN製でした。
枚数は同じチップが3枚あっただけです。特に深い意味はありません。

合計 20,480円 でした。
さて構成です。
【CPU】Intel Celeron G1840
【CPUクーラー】CPU付属
【メモリ】SMD-4G68NG-13H * 3 (12GB)
【マザーボード】ASRock Fatal1ty Z87 Killer
【電源】SilverStone SST-ST85F-P (850W)
【ケース】バラックケース サイズ ACB-TYPE2
【PCIe-SSD】Intel SSD 910 SSDPEDOX400G301
(400GB)
【NIC】Supermicro AOC-UTG-i2 (10GBASE-CX4)
という構成にしました。
買っていない部分は流用です。
【補足】
・PCIe速度について
グラボを付けると、チップとデバイスの関係で制限がつきます。
CPUのPCI Express レーンの最大数は16です。(参考)
MB PCIe規格 >> Device PCIe規格 x MB制限(x MAX)
PCIe3.0 x 16 >> PCIe 3.0 x8 (x16) 8GB/s 【グラフィックボード】
PCIe3.0 x 8 >> PCIe 2.0 x4 (x8) 2GB/s 【PCIe-SSD】
PCIe3.0 x 4 >> PCIe 1.0 x4 (x8) 1GB/s 【NIC】
とりあえず、付けずに下記で使ってみます。
実測では上でも問題なさそうな気がしますけどね。
MB PCIe規格 >> Device PCIe規格 x MB制限(x MAX)
PCIe3.0 x 16 >> PCIe 2.0 x8 (x8) 4GB/s 【PCIe-SSD】
PCIe3.0 x 8 >> PCIe 1.0 x8 (x8) 2GB/s 【NIC】
PCIe3.0 x 4 >> ----
・所感
マザーボードがセールだったので、この際なので変えてみました。
BIOSはアップデート済みで、Haswell Refreshが使えるという触れ込みでした。
ASRockなので箱にはNew VERSIONシールが貼ってありました。
C1ステッピングのUSB3.0エラッタ品ではないようで安心です。
~チップセット~
購入に際して、チップセットのZ87とZ97のM.2以外の違いがよくわからなかったのですが、
調べてみると参考がありました。
参考:Akiba PC Hotline! - 【Haswell Refresh徹底紹介(5)】Z97とZ87マザーはM.2以外どこが違う?
> マザーボードの実装に大きな違いはないが9シリーズを選ばない理由もない
と、結論付けられていました。
この違いで安いならZ87でいいやという感じです。
~メモリ~
最初に、メモリテストです。
Linux Mint 17 Qiana v2 のブートから同梱の Memtest86+ v4.20 を実行しました。
2周パスしたのでよしとします。
~OS~
・Linux
OSですが、まずはLinuxMintでセットアップしました。
以前の記事:Linux Mint 17 Qiana “v2″ をインストールしてみた。
の内容を一通り確認しましたが、問題なかったです。
Qualcomm Atheros Killer E2200 というNICも認識されていました。
Intel HDだけでDVI(1920x1200)とHDMI(1920x1080)の2画面表示も特に問題ありませんでした。
ついでに、記事:10GBASE-CX4 カード(Supermicro AOC-UTG-i2) を Linux と Windows で試してみた。
も試してみましたが、結果は変わらず、そのままのLinuxMintでは使えないボードって感じです。
・Windows
次に、Windows 10 Technical Preview をインストールしました。
こちらもドライバインストールの作業が多いくらいで、特に問題はありませんでした。
Qualcomm Atheros Killer E2200もドライバをインストールする必要がありました。
Intel HDはもちろん問題なしです。
こちらも、Supermicro AOC-UTG-i2 が速度がでないです。
ロフロードすべてオフ、バッファとかいじると速度はでますが、100~220MB/sと不安定。
う~ん、ドライバですかね。
ドライバはMicrosoft製はNIC認識するのに、Intel製がだめっぽい、これはOSですかね。
完全にボードで遊んでますが、普通は素直にIntel純正買ったほうがよさそうですね。
ちなみに、Intel 910の速度も変わらずです。ファンで一応風を当ててます。

個人的には、実験機はLinuxMintのほうがよいので戻しておきます。
NICもちょっといじってみたり、グラボを積み直したり、しばらくは色々やるつもりです。
そのための実験機ですしね。
追記
色々試した結果、 Supermicro AOC-UTG-i2 はお蔵入りになりました。
ケーブルはInfinibandを手に入れたときにでも使うことにします。
10GBASE-Tを付けたいところです。
今の構成は
MB PCIe規格 >> Device PCIe規格 x MB制限(x MAX)
PCIe3.0 x 16 >> PCIe 3.0 x8 (x16) 8GB/s 【グラフィックボード】
PCIe3.0 x 8 >> PCIe 2.0 x8 (x8) 4GB/s 【PCIe-SSD】
PCIe3.0 x 4 >> ----
って感じになりました。
後は、PCIe2.0 x 1 にeSATAボードを付けました。
それにしても最近のボードは 3 x PCI Express 3.0 x16 スロット、4 x PCI Express 2.0 x1 スロットと
PCIeの数が多くて助かります。
同時使用では速度に影響はあるでしょうが、しないので大丈夫でしょう。
グラフィックボードを付けた状態のアイドルで 72W でした。
修正した構成
【CPUクーラー】CPU付属
【メモリ】SMD-4G68NG-13H * 3 (12GB)
【マザーボード】ASRock Fatal1ty Z87 Killer
【電源】SilverStone SST-ST85F-P (850W)
【ケース】バラックケース サイズ ACB-TYPE2
【グラフィックボード】 Leadtek WFGTX660TI-2G (GTX660Ti)
【PCIe-SSD】Intel SSD 910 SSDPEDOX400G301
(400GB)
【PCIe-eSATA】 AREA SD-PESA3ES2
ってことで、下図でLinuxMintになっているバラックPCをリプレースします。
Q9650とASUS MAXIMUS II FORMULA を使用していましたが、
やはりチップの古さが目立つので交換することにしました。

*~* 追加購入した部品 *~*
・CPU
Intel Celeron G1840

なんでもよかったです。
以前、Haswell版のIntel Celeron G1820T

![]() |
Intel CPU Celeron G1840 2.80GHz 2Mキャッシュ LGA1150 BX80646G1840 【BOX】インテル |

・MB
ASRock Fatal1ty Z87 Killer

BIOSアップ済みで処分セールでした。
![]() |

・メモリー
Sanmax ELPIDA

シール記載はSMD-4G68NG-13H、チップはCHN製でした。
枚数は同じチップが3枚あっただけです。特に深い意味はありません。
![]() |

合計 20,480円 でした。
さて構成です。
【CPU】Intel Celeron G1840

【CPUクーラー】CPU付属
【メモリ】SMD-4G68NG-13H * 3 (12GB)
【マザーボード】ASRock Fatal1ty Z87 Killer

【電源】SilverStone SST-ST85F-P (850W)
【ケース】バラックケース サイズ ACB-TYPE2
【PCIe-SSD】Intel SSD 910 SSDPEDOX400G301

【NIC】Supermicro AOC-UTG-i2 (10GBASE-CX4)
という構成にしました。
買っていない部分は流用です。
【補足】
・PCIe速度について
グラボを付けると、チップとデバイスの関係で制限がつきます。
CPUのPCI Express レーンの最大数は16です。(参考)
MB PCIe規格 >> Device PCIe規格 x MB制限(x MAX)
PCIe3.0 x 16 >> PCIe 3.0 x8 (x16) 8GB/s 【グラフィックボード】
PCIe3.0 x 8 >> PCIe 2.0 x4 (x8) 2GB/s 【PCIe-SSD】
PCIe3.0 x 4 >> PCIe 1.0 x4 (x8) 1GB/s 【NIC】
とりあえず、付けずに下記で使ってみます。
実測では上でも問題なさそうな気がしますけどね。
MB PCIe規格 >> Device PCIe規格 x MB制限(x MAX)
PCIe3.0 x 16 >> PCIe 2.0 x8 (x8) 4GB/s 【PCIe-SSD】
PCIe3.0 x 8 >> PCIe 1.0 x8 (x8) 2GB/s 【NIC】
PCIe3.0 x 4 >> ----
・所感
マザーボードがセールだったので、この際なので変えてみました。
BIOSはアップデート済みで、Haswell Refreshが使えるという触れ込みでした。
ASRockなので箱にはNew VERSIONシールが貼ってありました。
C1ステッピングのUSB3.0エラッタ品ではないようで安心です。
~チップセット~
購入に際して、チップセットのZ87とZ97のM.2以外の違いがよくわからなかったのですが、
調べてみると参考がありました。
参考:Akiba PC Hotline! - 【Haswell Refresh徹底紹介(5)】Z97とZ87マザーはM.2以外どこが違う?
> マザーボードの実装に大きな違いはないが9シリーズを選ばない理由もない
と、結論付けられていました。
この違いで安いならZ87でいいやという感じです。
~メモリ~
最初に、メモリテストです。
Linux Mint 17 Qiana v2 のブートから同梱の Memtest86+ v4.20 を実行しました。
2周パスしたのでよしとします。
~OS~
・Linux
OSですが、まずはLinuxMintでセットアップしました。
以前の記事:Linux Mint 17 Qiana “v2″ をインストールしてみた。
の内容を一通り確認しましたが、問題なかったです。
Qualcomm Atheros Killer E2200 というNICも認識されていました。
Intel HDだけでDVI(1920x1200)とHDMI(1920x1080)の2画面表示も特に問題ありませんでした。
ついでに、記事:10GBASE-CX4 カード(Supermicro AOC-UTG-i2) を Linux と Windows で試してみた。
も試してみましたが、結果は変わらず、そのままのLinuxMintでは使えないボードって感じです。
・Windows
次に、Windows 10 Technical Preview をインストールしました。
こちらもドライバインストールの作業が多いくらいで、特に問題はありませんでした。
Qualcomm Atheros Killer E2200もドライバをインストールする必要がありました。
Intel HDはもちろん問題なしです。
こちらも、Supermicro AOC-UTG-i2 が速度がでないです。
ロフロードすべてオフ、バッファとかいじると速度はでますが、100~220MB/sと不安定。
う~ん、ドライバですかね。
ドライバはMicrosoft製はNIC認識するのに、Intel製がだめっぽい、これはOSですかね。
完全にボードで遊んでますが、普通は素直にIntel純正買ったほうがよさそうですね。
ちなみに、Intel 910の速度も変わらずです。ファンで一応風を当ててます。

個人的には、実験機はLinuxMintのほうがよいので戻しておきます。
NICもちょっといじってみたり、グラボを積み直したり、しばらくは色々やるつもりです。
そのための実験機ですしね。
追記
色々試した結果、 Supermicro AOC-UTG-i2 はお蔵入りになりました。
ケーブルはInfinibandを手に入れたときにでも使うことにします。
10GBASE-Tを付けたいところです。
今の構成は
MB PCIe規格 >> Device PCIe規格 x MB制限(x MAX)
PCIe3.0 x 16 >> PCIe 3.0 x8 (x16) 8GB/s 【グラフィックボード】
PCIe3.0 x 8 >> PCIe 2.0 x8 (x8) 4GB/s 【PCIe-SSD】
PCIe3.0 x 4 >> ----
って感じになりました。
後は、PCIe2.0 x 1 にeSATAボードを付けました。
それにしても最近のボードは 3 x PCI Express 3.0 x16 スロット、4 x PCI Express 2.0 x1 スロットと
PCIeの数が多くて助かります。
同時使用では速度に影響はあるでしょうが、しないので大丈夫でしょう。
グラフィックボードを付けた状態のアイドルで 72W でした。
修正した構成
【CPUクーラー】CPU付属
【メモリ】SMD-4G68NG-13H * 3 (12GB)
【マザーボード】ASRock Fatal1ty Z87 Killer

【電源】SilverStone SST-ST85F-P (850W)
【ケース】バラックケース サイズ ACB-TYPE2
【グラフィックボード】 Leadtek WFGTX660TI-2G (GTX660Ti)
【PCIe-SSD】Intel SSD 910 SSDPEDOX400G301

【PCIe-eSATA】 AREA SD-PESA3ES2

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