録画環境を MSI J1900I(foltia + PT3 + PX-U3W3)に置き換えてみた。
- 2015/04/05
- 18:23
以前の記事:foltia(CentOS)で PLEX PX-W3U3 を2台認識できない話。
のなかで Intel D510MO を使って構築した録画環境は順調に動いています。
補修したPLS360も順調のようです。
しかしながら CPU は Atom D510 で2010年の代物です。
正直、録画するだけなら問題ないスペックで4番組録画も可能です。
さらに 64bit OS をインストールでき、INTEL製で丈夫という点がとても使いやすい一品です。
ただDDR2、PCIなどレガシーな部分が多いので世代的には限界です。
消費電力はACアダプタを用いてもアイドルが30Wを維持しています。
当時としては省電力でしたが、昨今の徹底した省電力には見劣りします。
というわけで交換することにしました!
とりあえず、平行稼動して交換していきます!
Intel Celeron J1900搭載 MSI J1900I を購入しました。
7,980円(税込)で安売りしていました。

Atomの系譜 BayTrail-D 4コア4スレッド J1900 です。
TDPは 10W です。
クアッドコアでもこの消費電力、さすがです。
この消費電力なのでファンレスってところがいいですね。
J1900 自体は ARK ではメモリーの種類には1.35v の LDDR3 となっています。
ところがこのマザーは SO.DIMM の 1.5V の DDR3 が対応になっています。
確かに互換性の検証済みメモリリストを見ると1.5Vが検証済みになっています。
当然、1.35V の LDDR3 も検証済みになっています。
これは!余ったノートPCのメモリでも載せられますね!
見た目はこんな感じです。

セールでなくても元々安価なだけあって他メーカーに比べてハイスペックな売りはありません。
メモリは2枚載せられますが、対応は8GBまでとなっています。
また、SATA2 が2個です。
I/Oも UBS2.0 x2、USB3.0 x1、フロント接続で USB2.0 x2 です。
PCIe x1、DVI-D x1、Gigabit LAN x1 です。
凡庸ながら整った構成です。
使用用途は録画です。
省電力重視のため、ハイスペック構成はいりませんのでちょうどいいです。
マザーボードの部品としては長寿命品が目立ちます。
電源回路には、高い電源効率と安定した出力、長寿命の「Dark Choke」を採用し、
長寿命で低ESRのアルミ固体コンデンサを採用しています。
そしてMSIの信頼性を示す規格「Military Class 4」が謳われています。
各社信頼性を謳うのは当然ですが、
メインで使用している MSI X79A-GD65(8D) では
「Military Class 3」の製品でOCで過酷に使ってみても障害もなく、長持ちしています。
言うだけのことはあるのかなと、MSIのミリタリークラスは結構気に入っています。
PCケースは流用です。
昔、Intel D510の冗長系として同じ構成を作っていました。
そのとき使っていたケースが 「ディラック Noah 945A-B」のケースです。
元々ベアボーンものらしいですが、なんか捨て値でケースだけが売られていました。
情報は無くてメーカー不明でしたが、探してみればどこのものか特定できるものですね。
さすがGoogleです。
参考
・ディラックから、Meromに対応したMini-ITXマザー採用の小型ベアボーンキット
“Noah Station”シリーズが登場!

側面にファンが一つと、背面に横向きのフルハイトのPCIスロットがあります。
ファンは小さいのに特に音もせず良好です。
ファンは無くてもいいんですが、夏場を考えると1つは装備しておきたいところです。
PCIスロットは本来ライザーカードが使われる箇所です。
別途延長コードを使用しました。

手持ちのコンバーターとACアダプタを使用します。
picoPSU-90 (ATX用DC/DCコンバータ) 、
秋月電子の60W級12V ACアダプタ 、
2.1mm→2.5mm変換プラグ を接続して使用してます。
ACアダプタは日本製電解コンデンサーのルビコン採用とのことです。
ACアダプタ自体は Made in China ですけどね、値段は安いです。

picoPSU購入時にSeasonicのACアダプタもついてきたんですが、高周波ノイズがあるので交換しました。
こちらに変えると無音といっていい感じになりました。
効率を考えると最近の電源の方がいいと思いますがこれの最大の特徴はそのサイズです。
省スペースにはもってこいです。
PC側に挿すコネクタは20ピンです。
24ピンにそのままさしても動くのですが、接続端子がそもそも短く長さが欲しいので
延長ケーブルのつもりで 20ピン→24ピン変換ケーブル を使用しています。

今回は、24ピンと4ピンをMBに接続し、SATA電源をSSDに接続するだけです。
サイドファンの電源はMBから取っています。
とってもシンプルです。
最近では、ACアダプタをそのまま挿すタイプのMBも出ていますが、
ATX用電源を使用できないってのもそれはそれで悩ましいところです。
メモリもセール品があったのでそれで。
マイクロン純正のバルクメモリ(MT16KTF51264HZ-1G6M1)を購入しました。
3,186円(税込)でしたので、2枚購入しました。
スペックは SO.DIMM DDR3-1600 PC3-12800 CL11 4GB 1.35V です。
今回は規格上、ダウンクロックされてDDD3-1333で動きます。
Memtest86+ v5.01 で3周回しましたがエラーはありませんでした。
ひと安心です。

最近はエルピーダ純正、マイクロン純正、サンマックス(エルピーダ、マイクロンチップ)
あたりを選ぶ感じです。
値段と品質のバランス的にこの辺かなって思っています。
まぁ、メモリは高騰したままなのでどれも高いんですけどね。
1.35V を選んだのは省電力ってのもありますが、
最近の小型PCやNUCで1.35Vでないと起動しないものが増えている為です。
今後のことを考えると持っててもいいかなと思った次第です。
アースソフト PT2
と PLEX PX-W3U3
で動いたんだから、
PT3
との組み合わせでも動くでしょってことでESXiから PT3
を引き抜いてきました。
PT3
は上記のとおり、スロットにあわすために延長ケーブルで接続しました。



省スペースになるとPCIeの接続が難しくなりますね。
2台ともケーブル1つで2チューナー録画に対応していますので
ケーブル数が少なくて済むのもコンパクトでいいです。
あとつなげたのはUSBのカードリーダーです。
mSATAスロットはありませんが、mSATAのPX-64M5Mを使用します。
TOSHIBA MLC NANDです。
最大読み込み:540MB/秒、最大書き込み:160MB/秒 とこのPCには十分でしょう。
消費電力は動作時:0.2W、待機時:1mWと非常に省電力になっています。
最初に出てきた Intel D510MO につけていたものです。
別のSSDをつけていたのですが、これに変わりました。
つける際にmSATA→SATA 変換 エアリア 上用賀 AR-MSASTA
を使用しています。
なんか・・・変換とか延長ばっかりですね。
foltia ANIME LOCKER 4.0
+ アースソフト PT2
と PLEX PX-W3U3
の接続でインストール済みの状態です。

さてめんどくさいので foltia ANIME LOCKER 4.0
がはいったまま、取り外し、接続しました。
CentOSなんだからいけるだろうという軽い思いです。
電源ぽちっとな。
だらだら~と文字がながれて、ピタッと止まります。
dracutエラー で Kernel Panic だそうです。
ハハッ!
Linuxのハードまるごと交換で入れ替えは何回もやっているので
それ自体でエラーというよりは新環境が原因だろうなぁ~と。
インストーラーから起動してみましたが、案の定、結果は同じです。
[OK] の一文字も出ません。
結果、起動しました。なぜか。
その経緯です。
~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~
なんとかできるかなぁ~と、とりあえずマニュアルを見ました。
・起動時にkernel panicが発生する場合の対処法
・LiveCDなどで立ち上げUSBメモリを認識出来る状態にします。
ん?
いや、そういうことではない。
でもまぁ、一応なんかヒントあるかもねってことで実行してみることにします。
マニュアルは CentOS5 でしたが、めんどくさかったので CentOS6.5 を使用しました。
もう書いてることを守らない人がここにいます(笑)
Boot 画面から
Rescue installed system
を選択しました。
・セットアップウィザードが始まります。
キーボードを選び、ネットワークに接続します。
ただ選んで「OK」押していくだけです。
・Rescueさんが
『インストールされたの見つけたんで、「/mnt/sysimage」にマウントしますね』
って言うので「Continue」を選びました。
できる子です。
・Rescueさんが
『マウントできましたよ!後はShellでヨロシク!Exitしたら再起動するから!それじゃ!』
って報告に「OK」します。
あ、レスキューはしてくれないんですね。
・次の画面で選択肢が shell、fakd、reboot の3つくらいありますが、
「shell Start shell」を選択しました。
「bash-4.1#」 の海に放り出されますので
「dfコマンド」で「/mnt/sysimage/boot」になっている箇所を確認します。
今回は「/dev/sda1」がbootでした。
それではbootの住処に移動します。
「cd /mnt/sysimage/boot」で移動します。
「ls -lhtr vmlinuz*」で中の人の名前を確認します。
「-rwxr-xr-x. 1 root root 4.0M 2015-03-11 vmlinuz-2.6.32-504.12.2.el6.x86_64」
こいつがサボっているせいっぽいのでちょっとはけてもらいます。
「mv initramfs-vmlinuz-2.6.32-504.12.2.el6.x86_64.img vmlinuz-2.6.32-504.12.2.el6.x86_64.img.old」
新しい人を雇います。
「mkinitrd initramfs-vmlinuz-2.6.32-504.12.2.el6」
無理です。色々足りないようです。そんな・・・。
dracut-functions が見つからないとエラーしました。
仕方ないです。前任者を戻しておきます。
「mv initramfs-vmlinuz-2.6.32-504.12.2.el6.x86_64.img.old vmlinuz-2.6.32-504.12.2.el6.x86_64.img」
別の方法を考える為、exit しました。
Rescueさんが言ってたとおり、再起動します。
さて、どうしたものかと、再起動してブートに入ってしまったので
起動メッセージが流れています。
ふと見ると、[OK] の文字が出ています。
そのまま無事に起動しました。
んー、どういうことでしょう。
起動しただけでは誤起動かもしれない(笑)
チューナーの状態を確認します。
ちゃんと、PT3
と PLEX PX-W3U3
が認識されています。
さすがCentOSの中の人です。
チャンネルテストをしてみましたが、いずれも正常に受信できていました。
再起動してみたりしてましたが、特に問題はないようです。

消費電力も サンワサプライ ワットチェッカー
で見てみました。
アイドルで 15W です。
すばらしい。
その後、録画も問題なかったので Intel D510 を停止して交換しました。
とりあえず起動に成功しましたが、なぜ成功したのかはわかりません。
とはいえ、ちゃんと動いているので問題はなさそうです。
それにしても2コア4スレッドから4コア4スレッドになったにもかかわらず
消費電力がアイドルで半分になってしまいました。
これで 10GbE の NAS とあわせても 50W そこそこです。
10GbE としてファイルを運用できる利点を考えるといい値だと思います。
今回は、MBの 7,980円 とメモリの 6,372円 の計 14,352円 かかりました。
実際は流用や変換、接続部品が多く結構な費用がそこそこかかっているように感じます。
どれも安い部品ですけどね。
後は長持ちしてくれればいいなぁというところです。
のなかで Intel D510MO を使って構築した録画環境は順調に動いています。
補修したPLS360も順調のようです。
しかしながら CPU は Atom D510 で2010年の代物です。
正直、録画するだけなら問題ないスペックで4番組録画も可能です。
さらに 64bit OS をインストールでき、INTEL製で丈夫という点がとても使いやすい一品です。
ただDDR2、PCIなどレガシーな部分が多いので世代的には限界です。
消費電力はACアダプタを用いてもアイドルが30Wを維持しています。
当時としては省電力でしたが、昨今の徹底した省電力には見劣りします。
というわけで交換することにしました!
とりあえず、平行稼動して交換していきます!
Intel Celeron J1900搭載マザーボードと構成
Intel Celeron J1900搭載 MSI J1900I を購入しました。
7,980円(税込)で安売りしていました。
![]() |
MSI J1900I Bay Trail-D Celeron J1900搭載 Mini-ITXマザーボード 日本正規代理店品 MB2084 J1900I |

Atomの系譜 BayTrail-D 4コア4スレッド J1900 です。
TDPは 10W です。
クアッドコアでもこの消費電力、さすがです。
この消費電力なのでファンレスってところがいいですね。
J1900 自体は ARK ではメモリーの種類には1.35v の LDDR3 となっています。
ところがこのマザーは SO.DIMM の 1.5V の DDR3 が対応になっています。
確かに互換性の検証済みメモリリストを見ると1.5Vが検証済みになっています。
当然、1.35V の LDDR3 も検証済みになっています。
これは!余ったノートPCのメモリでも載せられますね!
見た目はこんな感じです。

セールでなくても元々安価なだけあって他メーカーに比べてハイスペックな売りはありません。
メモリは2枚載せられますが、対応は8GBまでとなっています。
また、SATA2 が2個です。
I/Oも UBS2.0 x2、USB3.0 x1、フロント接続で USB2.0 x2 です。
PCIe x1、DVI-D x1、Gigabit LAN x1 です。
凡庸ながら整った構成です。
使用用途は録画です。
省電力重視のため、ハイスペック構成はいりませんのでちょうどいいです。
マザーボードの部品としては長寿命品が目立ちます。
電源回路には、高い電源効率と安定した出力、長寿命の「Dark Choke」を採用し、
長寿命で低ESRのアルミ固体コンデンサを採用しています。
そしてMSIの信頼性を示す規格「Military Class 4」が謳われています。
各社信頼性を謳うのは当然ですが、
メインで使用している MSI X79A-GD65(8D) では
「Military Class 3」の製品でOCで過酷に使ってみても障害もなく、長持ちしています。
言うだけのことはあるのかなと、MSIのミリタリークラスは結構気に入っています。
省スペースケースはこだわりもなく
PCケースは流用です。
昔、Intel D510の冗長系として同じ構成を作っていました。
そのとき使っていたケースが 「ディラック Noah 945A-B」のケースです。
元々ベアボーンものらしいですが、なんか捨て値でケースだけが売られていました。
情報は無くてメーカー不明でしたが、探してみればどこのものか特定できるものですね。
さすがGoogleです。
参考
・ディラックから、Meromに対応したMini-ITXマザー採用の小型ベアボーンキット
“Noah Station”シリーズが登場!

側面にファンが一つと、背面に横向きのフルハイトのPCIスロットがあります。
ファンは小さいのに特に音もせず良好です。
ファンは無くてもいいんですが、夏場を考えると1つは装備しておきたいところです。
PCIスロットは本来ライザーカードが使われる箇所です。
別途延長コードを使用しました。
![]() |

省電力+省スペースPCケースならACアダプタ
手持ちのコンバーターとACアダプタを使用します。
picoPSU-90 (ATX用DC/DCコンバータ) 、
秋月電子の60W級12V ACアダプタ 、
2.1mm→2.5mm変換プラグ を接続して使用してます。
ACアダプタは日本製電解コンデンサーのルビコン採用とのことです。
ACアダプタ自体は Made in China ですけどね、値段は安いです。



picoPSU購入時にSeasonicのACアダプタもついてきたんですが、高周波ノイズがあるので交換しました。
こちらに変えると無音といっていい感じになりました。
効率を考えると最近の電源の方がいいと思いますがこれの最大の特徴はそのサイズです。
省スペースにはもってこいです。
PC側に挿すコネクタは20ピンです。
24ピンにそのままさしても動くのですが、接続端子がそもそも短く長さが欲しいので
延長ケーブルのつもりで 20ピン→24ピン変換ケーブル を使用しています。
![]() |

今回は、24ピンと4ピンをMBに接続し、SATA電源をSSDに接続するだけです。
サイドファンの電源はMBから取っています。
とってもシンプルです。
最近では、ACアダプタをそのまま挿すタイプのMBも出ていますが、
ATX用電源を使用できないってのもそれはそれで悩ましいところです。
両対応だけど低電圧メモリを選んでみた
メモリもセール品があったのでそれで。
マイクロン純正のバルクメモリ(MT16KTF51264HZ-1G6M1)を購入しました。
3,186円(税込)でしたので、2枚購入しました。
スペックは SO.DIMM DDR3-1600 PC3-12800 CL11 4GB 1.35V です。
今回は規格上、ダウンクロックされてDDD3-1333で動きます。
Memtest86+ v5.01 で3周回しましたがエラーはありませんでした。
ひと安心です。

最近はエルピーダ純正、マイクロン純正、サンマックス(エルピーダ、マイクロンチップ)
あたりを選ぶ感じです。
値段と品質のバランス的にこの辺かなって思っています。
まぁ、メモリは高騰したままなのでどれも高いんですけどね。
1.35V を選んだのは省電力ってのもありますが、
最近の小型PCやNUCで1.35Vでないと起動しないものが増えている為です。
今後のことを考えると持っててもいいかなと思った次第です。
アースソフト PT3 + プレクス PX-W3U3 の組み合わせで動作
アースソフト PT2


PT3


PT3

![]() |

![]() |

![]() |

省スペースになるとPCIeの接続が難しくなりますね。
2台ともケーブル1つで2チューナー録画に対応していますので
ケーブル数が少なくて済むのもコンパクトでいいです。
あとつなげたのはUSBのカードリーダーです。
SSDを初期化せずに交換してみた
mSATAスロットはありませんが、mSATAのPX-64M5Mを使用します。
TOSHIBA MLC NANDです。
最大読み込み:540MB/秒、最大書き込み:160MB/秒 とこのPCには十分でしょう。
消費電力は動作時:0.2W、待機時:1mWと非常に省電力になっています。
最初に出てきた Intel D510MO につけていたものです。
別のSSDをつけていたのですが、これに変わりました。
つける際にmSATA→SATA 変換 エアリア 上用賀 AR-MSASTA

なんか・・・変換とか延長ばっかりですね。
foltia ANIME LOCKER 4.0



![]() |

さてめんどくさいので foltia ANIME LOCKER 4.0

CentOSなんだからいけるだろうという軽い思いです。
電源ぽちっとな。
だらだら~と文字がながれて、ピタッと止まります。
dracutエラー で Kernel Panic だそうです。
ハハッ!
Linuxのハードまるごと交換で入れ替えは何回もやっているので
それ自体でエラーというよりは新環境が原因だろうなぁ~と。
インストーラーから起動してみましたが、案の定、結果は同じです。
[OK] の一文字も出ません。
推して参る
結果、起動しました。なぜか。
その経緯です。
~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~
なんとかできるかなぁ~と、とりあえずマニュアルを見ました。
・起動時にkernel panicが発生する場合の対処法
・LiveCDなどで立ち上げUSBメモリを認識出来る状態にします。
ん?
いや、そういうことではない。
でもまぁ、一応なんかヒントあるかもねってことで実行してみることにします。
マニュアルは CentOS5 でしたが、めんどくさかったので CentOS6.5 を使用しました。
もう書いてることを守らない人がここにいます(笑)
Boot 画面から
Rescue installed system
を選択しました。
・セットアップウィザードが始まります。
キーボードを選び、ネットワークに接続します。
ただ選んで「OK」押していくだけです。
・Rescueさんが
『インストールされたの見つけたんで、「/mnt/sysimage」にマウントしますね』
って言うので「Continue」を選びました。
できる子です。
・Rescueさんが
『マウントできましたよ!後はShellでヨロシク!Exitしたら再起動するから!それじゃ!』
って報告に「OK」します。
あ、レスキューはしてくれないんですね。
・次の画面で選択肢が shell、fakd、reboot の3つくらいありますが、
「shell Start shell」を選択しました。
「bash-4.1#」 の海に放り出されますので
「dfコマンド」で「/mnt/sysimage/boot」になっている箇所を確認します。
今回は「/dev/sda1」がbootでした。
それではbootの住処に移動します。
「cd /mnt/sysimage/boot」で移動します。
「ls -lhtr vmlinuz*」で中の人の名前を確認します。
「-rwxr-xr-x. 1 root root 4.0M 2015-03-11 vmlinuz-2.6.32-504.12.2.el6.x86_64」
こいつがサボっているせいっぽいのでちょっとはけてもらいます。
「mv initramfs-vmlinuz-2.6.32-504.12.2.el6.x86_64.img vmlinuz-2.6.32-504.12.2.el6.x86_64.img.old」
新しい人を雇います。
「mkinitrd initramfs-vmlinuz-2.6.32-504.12.2.el6」
無理です。色々足りないようです。そんな・・・。
dracut-functions が見つからないとエラーしました。
仕方ないです。前任者を戻しておきます。
「mv initramfs-vmlinuz-2.6.32-504.12.2.el6.x86_64.img.old vmlinuz-2.6.32-504.12.2.el6.x86_64.img」
別の方法を考える為、exit しました。
Rescueさんが言ってたとおり、再起動します。
さて、どうしたものかと、再起動してブートに入ってしまったので
起動メッセージが流れています。
ふと見ると、[OK] の文字が出ています。
そのまま無事に起動しました。
んー、どういうことでしょう。
起動後確認と消費電力
起動しただけでは誤起動かもしれない(笑)
チューナーの状態を確認します。
ちゃんと、PT3


さすがCentOSの中の人です。
チャンネルテストをしてみましたが、いずれも正常に受信できていました。
再起動してみたりしてましたが、特に問題はないようです。

消費電力も サンワサプライ ワットチェッカー

アイドルで 15W です。
すばらしい。
その後、録画も問題なかったので Intel D510 を停止して交換しました。
所感
とりあえず起動に成功しましたが、なぜ成功したのかはわかりません。
とはいえ、ちゃんと動いているので問題はなさそうです。
それにしても2コア4スレッドから4コア4スレッドになったにもかかわらず
消費電力がアイドルで半分になってしまいました。
これで 10GbE の NAS とあわせても 50W そこそこです。
10GbE としてファイルを運用できる利点を考えるといい値だと思います。
今回は、MBの 7,980円 とメモリの 6,372円 の計 14,352円 かかりました。
実際は流用や変換、接続部品が多く結構な費用がそこそこかかっているように感じます。
どれも安い部品ですけどね。
後は長持ちしてくれればいいなぁというところです。

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